みなさん、こんにちは。
本日は、希少言語の翻訳を翻訳会社に外注したい時に抑えておきたいポイントを3つお話しします。
そもそも、希少言語とはなんぞや...とお思いのあなた!
はい、シンハラ語もちろん希少言語に含まれます。ちなみに私はよく、希少言語のことを希少価値の高い言語とご紹介しています。
翻訳といえばやはり、英語や中国語、韓国語といったメジャーな言語が思いつきます。しかし、近年では人や物のグローバル化により、これまであまり馴染みのなかった言語の翻訳ニーズが高まってきました。
たとえば、タイ語やインドネシア語、ベトナム語、トルコ語などの翻訳は一昔前までは、希少言語に含まれていましたが、近年の需要の高まりにともない、もはや希少言語とは言えなくなってきているのが現実です。
前回のブログでもお話したように、スリランカの都市部では英語が通じますが、スリランカにいるシンハラ人の場合、読み書きも含めて日常的にシンハラ語を使用しています。このため、スリランカとの関りにともなって、シンハラ語の翻訳を必要とする場面に出くわす可能性があります。
このような場合、多くの方はネットで希少言語翻訳を取り扱っている翻訳会社を探されると思います。その際、翻訳会社選びで失敗しないための抑えておきたいポイントを3つご紹介します。
1つ目・・・希少言語翻訳料金の相場を把握しておく!
結論から申しますと、主要言語翻訳の英語、中国語、韓国語に比べると、希少言語翻訳の相場はやや高めに設定されています。これは需要と供給の関係もあり、メジャー言語翻訳では翻訳業者間での価格競争や翻訳者数の増加により、以前と比べ格段に低価格で利用できるようになりました。一方、希少言語翻訳は翻訳者の数にも限りがあるため、メジャー言語翻訳に比べるとやや高めの料金設定となっています。まずは相場を把握するために、いくつかの翻訳会社から見積もりをとり、価格を比べてみることをおすすめします。
2つ目・・・安すぎる翻訳業者には要注意!できれば、翻訳者の経験や実績の確認を!
1つ目で、翻訳料金の相場を把握しておくと申しましたが、安すぎる翻訳業者には注意が必要です。希少言語翻訳を依頼する場合、翻訳会社によっては知識や経験のある翻訳者を確保するのが難しい場合があります。中には翻訳ツールを使用し、チェッカーのみネイティブ翻訳者に依頼するといった翻訳会社もあります。品質の保たれた翻訳を期待するのであれば、翻訳の相場にあった料金設定をしている翻訳会社や翻訳者に依頼することをおすすめします。また、翻訳会社のHPや電話などで是非、翻訳者の実績や経験値を確認してください。
3つ目・・・急いでいる場合は納期の確認を!
希少言語翻訳を依頼する場合、対応できる翻訳会社や翻訳者の数が少ないため、メジャー言語翻訳のような短期間での納期は非常に難しいです。このため、希少言語の翻訳を外注する際には、納期にゆとりを持って依頼するようにしてください。また、納期が気になる場合には、見積もり段階で納期の確認を怠らないように注意することが大切です。それでも大至急翻訳依頼をしたくて、少しでも納期を縮めたいという場合には、翻訳会社によっては特急料金という別途追加料金を支払うことで対応してくれる場合もあるので、見積もり段階で相談してみることをおすすめします。
自分の理想的な翻訳会社に出会えるといいですね。